◆紅茶のマメ知識・紅茶用語◆

 上からあいうえお順で並べています。

少しずつ増えますがんばって作成してます。

またのぞきに来てくださいね。




   

アイスティーは、ニューオリンズ(アメリカ)の博覧会で紅茶を販売していたお店が、
あまりに暑い日に紅茶に氷を入れてアイスにしたところ、爆発的に売れたのが
はじまりだとか・・・

でも本当の紅茶の美味しさを味わう事はアイスティーでは不可能です。
しっかり淹れた紅茶を冷やすと、香りが出ませんし、クリームダウンによって水色も
楽しめません。紅茶消費国のイギリス・ニュージーランドなどでは夏場でも
ホットティーが圧倒的に多く飲まれているそうですよ。




 
回転(ジャンピング)

新鮮な水で紅茶を淹れた時、水に含まれる酸素(空気)によってポット内で
茶葉が活発に回転(ジャンピング)します。
この回転によって紅茶の成分が抽出され、より美味しい紅茶になるのです。
 

 

お店でアイスティーを注文したとき、白く濁っていた事ないですか?
アイスティーが白く濁るのは「クリームダウン」とか「ミルクダウン」と呼ばれます。
これは、タンニンとカフェインが冷却によって白く凝固して浮き出たものなんです。
原因のタンニンが含まなければクリームダウンは起こりませんがちゃんと淹れた紅茶は
クリームダウンするんです。
味には影響はないですが、香りには影響します。
 
 

 

紅茶の淹れ方

◆淹茶法 (ダシチャホウ/brewing method)◆

  ティーポット(急須)やティーサーバーを使って茶の成分を強制せず
  自然に抽出するもっとも基本的な方法。

 イギリス・ニュージーランド・オーストラリア・アイルランドなどなど、
  もちろん日本も昔から紅茶はほとんどがこの淹れ方で飲まれています。

 

◆濾過法 (ロカホウ/filtering nethod)◆

  ネルの袋に茶葉を入れて、その上から熱湯を注ぐ。
  ファニングス・ダスト・CTC等を使って何回か繰り返し濾過し、しっかりと茶の
  成分を抽出する。

  スリランカ・シンガポール・マレーシアなどはこの淹れ方が多い。


◆煮出法 (ニダシホウ/boilingまたはstewing method)◆

  手鍋や鍋に茶葉を入れて、茶の成分を強制的に抽出する方法です。
 
  水や牛乳を沸騰させた中に茶葉をいれて煮出すインドの”チャイ”などがこの方法です。



 
  水色(すいしょく)

紅茶をカップに注いだときの色のことです。
生産国・茶園によって紅茶の味や香りに違いがあるように、茶葉によっても
それぞれ水色が違います。
明るい水色〜濃い褐色の水色まで様々です。
 



 
ティーメイジャー(ティースプーン)

紅茶の葉を計量する器具(スプーン)の事です。
適量を量れるので大変便利ですよ

 
ティーコージ(お茶帽子)

紅茶が冷めないように被せておく、ポットの保温用の 「お帽子」です。
冬場より夏場はクーラーで室内温度が下がってますので、 とくに必要です!

 
ティーポット(Tea Pot)

いわゆる”急須”です。
紅茶を淹れる為の大切な道具。
 
茶葉がよく対流できるような 胴の丸いポットを選んで下さい