茶摩の紅茶は堂島のムジカティー
(MUSICA TEA)です |
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私と紅茶の付き合いは意外と古く幼少の頃からなんです。(”お茶好き家族?”参照)
父母が昔洋服の縫製工場をしていた時、住み込みで働くお姉さん達が大勢いたので、一日のうち
何度もあるお茶の時間に飲んでいた紅茶は知らず知らずにも茶葉を大きな”急須”で入れて飲んでいたそうです。
もちろん”急須”は温めたりせずに、日本茶の(高級茶ではない)のような淹れ方ですので、今のように味は
良くなかったんだろうと思います。
家族だけのティータイムも妹がコーヒーが飲めないという事もあり、もっぱら紅茶か日本茶でした。
母はなぜかリプトンの紅茶(たぶん青缶)をよく買っていましたし、しっかり淹れていないとはいえ、
一応ポット(急須)で茶葉を蒸らして淹れ、ミルクと砂糖をたっぷり入れて飲んでいたわけですので、
外の喫茶店などで飲む紅茶はやたら薄くまずいので、いつもコーヒーかジュース・ココアなどを飲んでいました。
私とムジカの出会いは学生の頃友人と堂島のレコード店に寄った帰りがけなんとなく入ったのが
移転前の地下にあったムジカティーでした。
紅茶に沢山の種類があるのも知らなかったので、何を注文したかは覚えていませんが、
紅茶が専門でポットオブティーというスタイルとアジアンちっくな雰囲気の中、素敵な音楽が流れていて
お客さんが沢山いても何故かゆっくり落ち着けるお店だった事を覚えています。
友人は一緒に行った時に思い出したそうですが、もっと以前(子供の頃)に父親に連れられて
よく来ていたそうです。私よりもずっとムジカティーの先輩ですよね・・・
(お父さんがムジカファンだったそうですよ)
それからは年に何度か(数えれる程ですが)堂島へ行くたびにムジカティーに寄り、
ダージリンやアッサムの茶葉を買って帰って家でも飲んでいました。
OLになってから紅茶ブームがやって来て、街でもちらほらポットオブティーで出す店が増えましたが、
ポットオブティーなのに茶葉が入ってなかったり、”ロイヤルミルクティー”なんて名前のついた
ミルクティーが流行したり・・・
本当に美味しい紅茶が飲めるお店が少ないので、やはり外では紅茶以外を注文する事が多かったです。
妹が会社を退職したのを機にアンティークや中世(ヨーロッパ)的なものが好きだった事から、
そんな雰囲気の中で美味しい紅茶が飲めるお店をしようと決め、早速友人に紹介してもらい、
(あつかましくも) ムジカティーのオーナー堀江敏樹氏を訪ねました。
ちょうどその頃「紅茶教室」の講師をなさっているとのことで、早速入会しました。
初日はエルメスのティーカップ柄のネクタイをされていたのがとてもキュートでした。
会は色々な紅茶の試飲をしたり、茶葉の製造法を教わったり、とても楽しかった半年間でした。
その時にさまざまな季節のお茶があったりクオリティーシーズンによって、同じ銘柄のお茶でも
違いがある事を知ったり、なによりも堀江先生の紅茶に対する愛情に、茶摩の紅茶は絶対ムジカティー
って決めていました。
お店を始めてから色々なお茶を毎日何杯も飲むようになって早いもので6年・・・・
最近やっと気分やその日のお菓子で紅茶を選べるようになって来ました。
もちろん苦手な紅茶・大好きな紅茶もあります。
でも飲めば飲むほど”紅茶って美味しい”って思います。
最近ダージリンのファーストフラッシュやセカンドフラッシュ。ウヴァ、アッサムなど季節ごとに何種類かの
茶園から入荷されているので、妹と2人でテイスティングまがいのお茶会を催しています。
ムジカティーは日本の紅茶の基本だと信じていますので、皆さんにもムジカティーの紅茶をもっと
知ってほしいし、紅茶は飲めば飲むほど親しみ深く、素晴らしい飲み物だとわかってもらえると思います。
そして、堀江氏のおっしゃっているように紅茶を通して”茶縁”が広がっていければと茶摩も願っています。
堂島で紅茶を飲むならムジカティー・・・
天満で紅茶を飲む時は茶摩で・・・と言われる日がいつか来るでしょうか・・・・・?
そこで茶摩の紅茶の堂島ムジカティーをご紹介します。
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