紅茶にまつわるお話・・・

製作中ですので・・・日々増やしていきます☆

またのぞきに来てくださいね。
◆11月1日は紅茶の日◆

1782年鎖国の江戸時代
伊勢の国(伊勢亀山領白子村)の
船主・大黒屋光太夫(だいこくや こうだゆう)達船乗り
17人を乗せた神昌丸が遭難し
アリューシャン列島まで漂流しロシアの
アムチトカ島に漂着しました

光太夫らは、この島で4年間過ごし
ロシア人と共同して船を造りカムチャツカに脱出
さらにオホーツクからイルクーツクに送られ
日本語教師になるよう要請されました

しかし、あくまで帰国を希望しここで会った
学者であり実業家であるキリル・ラクスマンの尽力により
ペテルブルグまで行き
この時、幸運にもロシアの上流社会に普及しはじめていた
お茶会に招かれる事となりました

西暦1791年(寛永三年) エカテリーナ宮殿で
ロシア帝国の女帝エカテリーナ2世に接見がかない
キリルの息子アダム・ラクスマンがロシア最初の
日本への使節として派遣されるのに伴われることになり
正式に帰国の途につくことを許されたのです

そしてエカテリーナ2世から勲章と紅茶を贈られました

この接見した日が11月1日だと言われています
大黒屋光太夫が日本人として初めて外国での正式の茶会で
紅茶を飲んだ最初の人とされています

この事から日本紅茶協会が1983年(昭和58年)に
11月1日を「紅茶の日」と制定しました


でも茶摩では毎日が紅茶の日ですよ♪


 
◆陸羽(りくう)◆


中国唐の時代〈780年)当時のお茶の習俗や喫茶について
世界最古 (最初)の茶の本「茶経」を著し、現在も”茶の神様”と
崇められています



◆キャサリン王女◆

イギリス人の喫茶の習慣が広がっていくきっかけを作ったポルトガルの
王女さまです。

当時マカオに貿易拠点を持っていたポルトガルは早くから宮廷でお茶を楽しむ
習慣があったそうです。

キャサリン王女さまは大変なお茶好きで、1661年に英国王のチャールズU世の
もとへお嫁入りされた時、起しいれ道具のひとつとして、お茶と共にインドの領地
ボンベイと、当時は銀に等しいくらい高価なお砂糖を沢山持って来られたそうです。

お茶は宮廷(貴族階級)の人々に好まれ広まっていったそうです。

いつの時代も女性はお茶好きですよね・・・ 


 
◆ティークリッパー◆
Tea Clipper


19世紀後半まで帆船が物資の運搬に用いられ、イギリスの大型帆船が活躍して
いましたが、アメリカが高速帆船(クリッパー)を開発し、次々に海運業を成功させます。

1849年イギリスもクリッパーの建造に乗り出し対抗します。
当時のお茶は緑茶であったためより新鮮なほど味がよく、1日でも早く新茶を運ぶために
イギリスとアメリカとの間で激しく運搬の早さを競い合い、さらに高速船の開発に拍車をかけて
いきます。
1860年頃になると海路が決まった”ティークリッパー・レース”も行われるようになりました。

参考HP↓(ティークリッパーの”カチィーサーク号などが紹介されてます)
http://www.geocities.co.jp/Bookend/9006/cutty.html


◆ボストン茶会事件◆
Boston Tea Party

1773年12月16日、茶条例(Tea Act)によって紅茶にかけられた税金に
反発したモホーク=インディアンや黒人に扮装したボストン市民の一団が
ボストン港に停泊していた東インド会社の紅茶運搬船(3隻)を襲撃し、
342個の茶箱の中身(45t)を海に投げ捨てました。

お茶が招いたこの事件以降、イギリス本国と植民地アメリカの対立は
おさまることはなく、アメリカ独立戦争に拡大していきました。


◆茶条令(ちゃじょうれい )◆
イギリス AD1770 (ハノーヴァー・ウィンザー朝)
  1770年,イギリスが13州植民地に茶の独占販売する特許を与える法律。印紙条令が植民地の反対のため廃止された後,
翌年1767年タウンセント(当時のイギリス蔵相の名をとった)諸法が発せられた。それは紙・ガラス・ペンキなど独占的な
輸入品に税を課し,その収入をイギリスはアメリカの駐屯軍や官吏の給与にあてた。植民地人は不買運動や輸入拒否に
出たため,1770年3月茶を除いて他の商品の課税は廃止された。しかし茶税のみ残り,東インド会社の船舶は茶を
植民地に売っていたので植民地の商人は大きな損失を被った。これがのちのボストン茶会事件の原因となった。

◆紅茶発見エピソード◆

中国からイギリスへ緑茶を船で運んでいる時、高温多湿のインド洋を通り、
緑茶が発酵して紅茶になったというお話があったとかなかったとか・・・・

もっともらしいエピソードですが、これはまぁ〜笑い話でしょうか・・・

緑茶は発酵してないお茶で、紅茶は完全に発酵しているお茶だと言う事の
お話のひとつでしょうね〜