「茶葉について」で説明しましたが、茶の木は植物学上、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で
学名は「カメリア・シネンシスCamellia Sinensis」と言います。
茶の木はもともと中国大陸の四川地方や雲南省が発祥の地で、あるいはインドの
アッサム地方の山岳地帯で自生していたと言われています。
茶は中国では有史以前から不老長寿の霊薬として飲まれていたと言われ、4世紀には
四川地方〜揚子江沿いに茶の木の生育に適した江南地方で栽培され広がり、茶は
中国から陸路と海路を経て世界へ広がって行きました。
茶の栽培は高温・多湿・雨量の多いモンスーン気候の地帯が適しており、スリランカ・
インドあたりが良質なお茶を多く生産しています。
現在の原産国をご紹介します。
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